「じゃじゃ馬」?・・・いやいやかわいいヤツです〜MAVさんへ釣行

ふとしたキッカケからこれ↓を入手しました。SPIKE ARROW 50です。(背景のMくらにピントが合っちゃってますが ^_^; )

今まで「60」は使っていて、Mくらを引くのにかなりの満足感を得ていたので、「50」はどうかなぁと思っていたので渡りに船でした。
振ってみた第一印象は、私が振ったことのある管釣りロッドの中で一番バットがしっかりしてるな(正直硬いかなととも:笑)というものでした。
私の某友達によると、この「50」はかなりの"じゃじゃ馬"とのこと。使いこなすのにはクセが強いのでは、という意味のようです。
そこまで"じゃじゃ馬"と称されるものなら、返って「使いこなしてやろうじゃないの!」と天邪鬼的発想から(^_^)、一日ガッツリ釣れる宮城アングラーズヴィレッジ(MAV)さんに行ってきました。


で、実際に使ってみると、最初の1時間くらいは感触確かめ(まぁ、要は慣れの期間ですね)の色が強かったので、いくつかバラしたりしましたが、その後はもう・・・・・・・・、めっちゃ気に入りました(笑)


多分私の釣り方(ロッドの構え方、リトリーブの仕方、アワせ方、寄せ方、取り込み方)がこんなのだからこそなのかもしれませんが・・・・
 ・キャストします。
 ・ロッドをほぼラインと一直線にしてリトリーブ開始します。場合によっては(ちょっとラインとの角度が付いちゃいますが)穂先を水中に突っ込んで引きます)
 ・(バイトが出て)巻き合わせします。さらにロッドを下方向に軽くあおって追いアワせします。★1
 ・フッキングしたら、ロッドを半分くらい水中に突っ込んで、魚がジャンプしないようにします。
 ・ロッドの弾力をあまり活(い)かさないでグリグリと寄せてきます。
 ・魚をロッドの先端から10cm以内の距離まで巻いちゃいます。
 ・ロッドをなるべく水面と平行に(高く持ち上げないようにして)身体の後ろ側に向けてスライドさせながら、ネットを持って(半分水中に突っ込んでいるネットに)、そのネットの中に穂先を突っ込むようなイメージで魚を導き入れちゃいます。★2


・・・と、上記過程の★が、すっごくやりやすいんですよ〜。特に★2の方は5フィートしか長さがないので、本当に「自分の手の延長」くらいの感覚です。
ん〜、「60」に引き続きこれまたいい"武器"を手にすることができました。もっと使い込んで慣らして(動作が身体に染み込み、)自然に操れるようにしていこうと思います。


釣りの方はというと、朝方、MAVさんには珍しく(?笑:失礼!)最初のキャストから猛ラッシュ。(いつもはもっと静かな滑り出しなんですけど)私はパニッシュ55SPでコツンコツンとほぼ毎回アタるけど中々乗らない魚と格闘している中、周りでスプーンで釣っている人達は連発・・・・。
ミノーで2つ、気持ちよく釣った後、私も(昨日試しに買ってみた)ティアロ16のクレージーパープルを使ったところ、しばらく釣れ続きました。(すごかったなぁ、この状況)


しばらく続いて、その後に落ち着いてきましたが、あとはまぁ私の場合、クランクの時間帯ですね。
今回は、Mくら70のDRがかなり効きました。連発もあって、使いはじめから15分くらいで10本くらい釣れました。(95系はいまいちでした)


その他は、ディープクラピー、マイクロクラピーDR、チャタクラ、つぶあんといったレギュラークラスがふつ〜に活躍してくれました。中でもつぶあんの美鬼は反応がよかったですね。今回のチャタクラは、先日のKさんメソッドよりは、Yさん方式(よりアグレッシブなアクション)の方が釣れました。チョンチョン・グリグリ・テロテロ→ゴンッ!という感じ(笑:文字で書くと何だか面白いですね)。



最近評判のブランキーを昨日一つだけ購入しました(レギュラーカラーは買う気はなかったのですが、トラウトアイランドさんの「エビピラフ」が買えたので)。これ、全く使い方のツボが分からないままキャスト開始。タダ引きしてみると、プルプルとボディーが小刻みに揺れるアクションです。VくらTRに何だか似ている感じですが、もっとアクションは控えめ・・・。
で、何度かタダ引きしている中で、ちょっと止めて、浮かした瞬間にゴンッ!と入りました。マジックジャークの要素でバイトしたようです。・・・・ん〜、これはこれで理解できたのですが、効果的な使い方とはちょっと違うのではないかと違和感満載。そんな状態で他の釣りをしていたところ、すぐ近くでMAVさんの常連・Eさんがブランキーで釣っていることに気が付きました。すかさず教えを請いに行きました(^_^)。
ちょうどEさんも先日、ロブ・白井さんにキモを教わったとのことで、快く教えてくれました。以下、エッセンスです。
 ・キャスト後、グリグリ巻いて目的の泳層まで潜らせます。
 ・後は、ロッドをチョン、チョンと軽くあおり、軽くトゥイッチさせます。(デジ巻きでもいいかもしれません)
 ・ブランキーがバランスを崩した直後にバイトしてくることが多いそうです。
 要は、ミノー的な使い方が"王道"のルアーと理解しました。これも使い込んでみたいと思います。


今日は、6代目クラピー王のTさんともお隣同士になりました。Tさんの6代目カラー、これマジ釣れそうです(って、隣でその実力をマジマジと見せていただきました)。もうすぐ発売とのこと、これお薦めです。
それとTさん、かなりMくらを使い込んでくれているかたで、「ディープな領域」まで足を突っ込んでくれていました(笑)。ん〜、そんなに信頼してもらって、本当にビルダー冥利に尽きますわ〜。ありがとうございます。


今日のアンビレ道場はナベちゃんが対戦相手でした。結局ボトムロールで3つ釣って三段に昇段できました。
このボトムロール、普通のフローティング系のMくらで反応しない場合でも、確実に魚を拾ってくれる最近すっかり頼りにしているタイプです。中層・表層でバイトしてくれなくても、ボトムをノタノタ・ユラユラ動くルアーには結構アタックしてきてくれます。
ただし、釣れるのはいいのですが、展開が遅くなっちゃうのが難点です。キャスト後にボトムまでゆ〜っくりと巻き落として、しかもボトムすれすれを超デッドスローで引いてくるので、1キャスト・回収までの時間が長い・・・(^_^;)。はっきり言ってじれったいです。が、これでないと釣れない時間帯もあると思っています。まぁ、使いどころ次第ということですね。


山ちゃんの串焼きは本当に美味しいですし、魚もそれなりに釣れるし、スタッフさんをはじめ釣り場で交流する人達も楽しい人ばかりで、いつも通り満足なMAVさんでした。


帰りに伊勢崎のオオツカさんのティモン祭りに寄って、パニクラ美鬼、ダートラン神楽を買ってみました。(どんな場面で実際に使うのかな?と自問しましたが、まぁ、記念なので:笑)これまたまずは使ってみたいと思います。