25年?ぶりの思わぬ再会

 今回は、ちょっと私の人生の振り返りからスタートします。(後々今日の釣りの話につながっていきます)


 私は、小中高とサッカー少年・青年。大学時代はガチな体育会系のサッカー部では歯が立たないので、学校では釣りのサークルに入り、サッカーは地元の社会人が集まる草サッカーチームに入っていました。草サッカーとはいえ、埼玉県の5部?相当の天皇杯予選などかなり真剣に勝ちを目指していました。
 大学を卒業し、会社に入社してからもしばらくそのサッカーチームに入っていましたが、30歳頃には、仕事が忙しくなり、体力も落ちてきたため段々疎遠になっていきました。


 時は流れて25年(一気に流れ過ぎ?w)。


 先日、釣り友のベリさんから依頼されたMくらが完成したので、どこかでお引渡しする相談をした中で、ベリさんが愛してやまないw中里フィッシングエリアさんに行くことになりました。私自身、中里さんは25年以上前に何度も通った懐かしい釣り場さんで、ホント久しぶりの訪問でした。
 事前にベリさんに聞いた話では、何やら、そこの常連さんの中に「Mくら難民(=欲しいけれど手に入れられない人)がいるw」と。もしかして当日仕事の都合が付けば釣りに来るかもしれないとのことでした。
 
 
 で、今日、中里さんに行ってきました。

 

 自分の釣りの方は、昼までの4時間で(途中でバラしたやつも含めて)何とか10ヒット(事前の想定を遥かに超える釣果でしたw)。他に来ていた人たち(5~6名)の中では、まぁまぁ釣っていた方だと思います。直近の放流は1ヵ月前だったとのことを考えれば上出来だったですかねぇ。ちなみにヒットルアーは、Mくら50で5つ、逆さウルスリで4つ、ジサクラスリムで1つでした。


 で、表題の話です。
 釣っている途中で、その「Mくら難民」君が登場。ちょうどその時、私は法(のり)面・土手側で、偶然遭遇した某人気メーカーのテスターをやっているEさんと色々と釣りの話をしていました。
 その「難民」君がベリさんと土手まで来て、ベリさんが私を紹介してくれたのですが、何とその彼は、冒頭の草サッカーチームで昔一緒にプレーしていた後輩君でした(笑)。その後輩君、Mくらというルアーを作っているのは○○(←私の本名)という人、というのは知っていたのですが、まさかその「○○」が、自分が一緒に25年前に一緒にサッカーをやっていた○○先輩だとは全く結びつかず(というか、結びつく人はいないと思いますけどw)、お互いに「あらま!」という、奇跡のw再会でした。(これからもよろしく~♪)
 人と人とのつながり・出会いはホント奇跡の積み重ねですね。
 
 ベリさん、「つないで」くれてありがとうございました(^^)

生きてます(^_^;)

 随分とブログ更新ができてませんでしたが、元気に生きてます(^_^;)

 

 釣りもボチボチ行ってますし、ルアーもコツコツと作って、少ない余暇時間は釣りにはどっぷりとつかっているのはいつも通り。

 最近は「やはりそれなりに使える『逆さ』がないと数を伸ばすのは難しいな」と感じていて『Mくら的逆さ』の研究に時間を割いています。

 

 お正月の某釣り場さんでの新年会の際に、ご参加の皆さんに1本づつ試作品をお渡ししましたがそれがまぁまぁいい線いっていましたので、それをベースにあれやこれやと試行錯誤。

 先日のスソパさんやイワセンさんでの釣りで使った直近のタイプが今回の"ゴール"かなという感触がありました。

 さて、そろそろ備えますかねぇ。・・・・って、何に?w

ビバ、せり~あ!w

 久しぶりの釣りの話です。

 

 今日は東北から群馬に遠征に来ているネスコさんがAB赤城山さんに来るという事で、私も便乗させていただくことにしました。
 現地には3時半過ぎに到着。ネスコさんは私の少し前に着いており、支度を整え、水辺に下りていくとインレットが空いていたのでそこに入りました。

 

 開始の4時、薄暗い中でキャスト開始です。とある1.3gのスプーンで10分くらいで早速ツ抜け♪このスプーン、今回初めて購入して使ってみたのですが、普通に釣れますw(市販のスプーンなので「普通に」というのは、スプーンに対して失礼かもしれませんが・・・・これは後で分かると思いますw)。

 

 あと、日が高くなった時の放流時に、同系統の放流用スプーンも、とっても普通に釣れました。オレ金に自塗りしたのもよかったと思います。


 そのスプーンとはコレらです。購入価格はそれぞれ100円w

 

 先日ダイソーで買ったスプーンは私には使いこなせなかったのですが、このSeriaのスプーンはホントよくできてます。スプーン下手な私でも普通に釣れちゃうんです。

 で、さらに書いてしまうと、同系統?のこれらもよく釣れました♪

 

 これら、単価は1個20円w。
 実はこれ、同Seriaで売っているスピナーブレード(5枚入りで100円、1つはネスコさんにプレゼント)なんです。私が自分でもう一つの穴を開けてマイクロスプーンとして使えるようにして、かつ自塗ってみました。アクションはピットに似ているので、釣れるのも「さもありなん」という感じです。

 


 今日の釣り全般的に、ココニョロのあられちゃん、と69ウルトラスリムのさかなんがあれば半日アタりが出せ続けました(^_^)。
 昨日、同釣り場で開かれたチャレンジカップでもウイニングルアーになったココニョロあられちゃん(優勝のY原さん奥さま、おめでとうございます~)は、きょうも絶好調でした♪

 

 それと、一昨日に突然閃いて、昨日塗ってきたとあるカラーのココニョロ・・・・これも、真夏の陽気・ドピーカン・9時過ぎ・水質はステイン、というこの釣り場さんというまだ単一サンプリングしかないのですが・・・スっごく高反応でした(^_^)とにかくバイト数も多いし、当たりの出方が「ゴンっ!」とデカい。
 他の釣り場さんで色々と試してみる必要はありますが、これは期待できそうです。もしモノになりそうなら・・・・、また楽しみが増えました。

 

 ネスコさん、遠くて暑い中、本当にお疲れさまでした(^_^)
 またご一緒できる機会を楽しみにしています♪

コーヒーが飲めない身体に(^_^;)

 久しぶりの更新ですが、釣りの話ではありません。

 

 釣りの方はボチボチ行きつつ、先日のニョロ王決定戦から得た知見をベースに試作を細々と作って試しています。中には「これは面白いな」というキラリと光るものもあり、さらに磨きをかけています。いいものできるかな?w

 

 

 で、今日の本題です。

 題名には「コーヒーが飲めない身体に」と書きましたが、正確には「コーヒーを飲まない方がいい身体に」ということが私自身判明。

 以前からコーヒーは比較的好きで毎朝飲んでいたのですが、昨年の秋頃から一日にしたら(なんだかんだで)1リットルくら飲むようになりました。で、年末あたりから手や足の肌が部分的にカサカサになり、ひどくなるとひび割れてかさぶたになるという症状に。

 この時点でコーヒーとの因果関係なんて全く結びつくこともなく、皮膚科に通いながらも全く原因は不明。アレルギーを抑える薬をのみつつステロイド含有のクリームを処方されていましたが、改善の兆しはありませんでした。

 

 そんなこんなで妻が色々調べてくれて「カフェインが原因になることもあるらしい」と教えてくれて、先日、東大病院の皮膚科で血液検査と皮膚の表面を生検し、その結果を聞きにいったらアトピーの際に高くなる数値が高いとの診断。先生いわく「でもアトピーと診断するには条件が足りない」とのこと。

 その際に、カフェインについて聞くと「確かにカフェインを取らなくすることで改善した例はいくつもあるが、まだその因果関係まではつかめていない。でも今回ご自身でそれにより改善しているなら続けてください」と言われました。

 

 確かにここ1ヵ月くらい、たまに飲むことはあっても1日1リットルも飲むようなことはなく、それが要因かは正確には分かりませんが、明らか皮膚の状態が改善してきました。

 冬に肌がカサカサになるのは理解できますが、梅雨の時期にも肌が乾燥してひび割れるのはもう完全に健康バランスが崩れている証拠。

 コーヒーや紅茶を飲まないことでこれが改善するならしばらくは我慢してみることにします。

ニョロ王決定戦、無事に終わりました

 ということで、第5回を迎える同大会に参加してきました。
 今回の参加者は60名を少し欠ける(?)くらいだったようです。

 

 細かい話を書く余力がないのであくまでダイジェストの備忘録として記載しますw

 

・天気は曇り→(昼前から)晴れ。午後はかなり暑くなりました。
・池の中の魚は満タン(汗)。魚くん達が、水面近くで「お口パクパクする」(池の溶存酸素量の必要量を上回る魚の量かと・・・・)くらい入れてくれています。しかも、魚が小さいんです。
・大会を通してロングニョロで釣るのは簡単ではない状況で、かなりのかたがMMかMMNJで釣ってくれました(・・・と、私が聞いた、話をした人の声の感想です。ご利用いただきありがとうございました。)。
・奇才シモさんが作ってきたシモくらも(一部の所有者のかたが)爆釣していました。これスゴいです。ただ、色々な意味で際どいですw。皆さんからは「ゴミくら」とか言われていました(^_^;)・・・が、釣果はバツグン!
・私自身も辛うじて決勝まで残れました(6人枠)・・・・が、6位と撃沈(といっても、優勝者14本、私8本でしたので、まぁまぁ釣れた感じです)
・優勝は、三代目ニョロ王のミケ君が、再度栄冠に輝き、3.5代目wになりました。ミケ君いわく「1匹はガメクラで釣りましたが、他は全部MMとMMNJで釣りました♪」とのこと。・・・・ビルダー自身はそんなに釣ってないんですけどねぇ(笑)。まぁ、ミケ君に話を聞いてみると「よく釣る人はそんなことまで気を使って釣ってるんだ~」と感心しきり。勉強になりましたm(_ _)m 次回以降で私も意識してみます。

 

 また来年に向けて、私も色々と新しいルアーを生み出せるよう、楽しんで・頑張ってみたいと思います(^_^)

 

 主催のヒロシ店長とサポートスタッフの皆さん、AB赤城山さんの皆さん、そして大会にご参加の皆さん、本当にお疲れさまでした~。

今週末は第5回ニョロ王決定戦なり

 しばらくぶりのブログ更新になってしまいましたが、普通に生きてます(^_^)

 さて、今週末の日曜日はリバーロードさん主催の第5回ニョロ王決定戦 in アングラーズベース赤城山 です。
 ニョロ好きな皆さんが集結しての、年に一度の祭典ですね♪


 昨年の大会を振り返ってみると、私の作ったMNJ(Mくらニョロニョロジャーク)が結構活躍してくれ、Y手さんの逆さにょろも秀逸な内容でしたね♪
 さて、今年はどなたが優勝し、どんなルアーがアタマ一つ抜きんでるのでしょうか。それもまた楽しみの一つです。


 今回の大会を迎えるにあたって、私に課せられた最大の使命は、「いかに皆さんに釣ってもらえる・楽しんでもらえるルアーをお届けするか」という点だと理解しています。
 ということもあって、昨年の反省?をいかして計画的に作り溜めてきたのでw今回は"それなり"の量があります(他のビルダーさんに比べればたいしたことはないかもしれませんが(^_^;))。下記が今回現地に持っていく予定のラインナップです。

 

①MMNJ(マイクロMくらニョロニョロジャーク)・・・基本、ダイブ&フロートの釣り方で使います。昨年のMNJを小さくして、喰わせの力を増しました。一部で既に使っていただいているユーザーさんには結構好評いただいています。ここ数ヵ月の間のAB赤城山さんでの釣果(私自信の実績やユーザーさんの声がネタ元です)を見ても、それなりに釣れる実力は持っていると思います。

 

②MM(マイクロMくら)・・・第3回ニョロ王決定戦時のウイニングルアーの称号をいただいた小粒なMくらです。前回大会でMNJが火を噴く陰で地味に活躍してくれていた、表層マイクロスプーンのように使えるスローシンキングのニョロです。

 

③MMユーティリティ(マイクロMくらユーティリティ)・・・MMの改良版で、今回お初の登場になります。フローティング仕様で、これまでのMMより少しスリムにして、リップを寝かせてあり、引き抵抗もMMよりはブルブル感じられる強めの波動を出すように作りました。フローティングがゆえにド表層も引きやすく、主戦レンジは0~50cmくらい。実はキャスト後にロッドを水中に突っ込んでの「巻き下げ」軌道にすることで、手前のブレイクにぶつける勢いで引いてくると手前で「ガツンっ!」とひったくられること多数という実績もあります。

 

 数やカラーについては以下のようになります。

①MMNJ
 →カラーは1色のみ。シルバーベースで背中にゴールドを軽く吹き、ベリーにはシルバーメッキシールが貼ってありフラッシング効果を強めています。
 →数量は、今回ご参加の皆さんの数+α
②MM
 →カラーは「さかなん」と「蛍光ピンク&蛍光オレンジ」
 →数量は「さかなん」は10数個、蛍光色の方は5個くらい
③MMユーティリティ
 →カラーは、第3回ニョロ王決定戦時のMMに採用していた「MMチャンプカラー」です。テールがオレンジ、背中が茶色、ベリーが深緑になります。
 →数量は20個くらいです。

 

 写真でみると以下のような感じです。

①MMNJ

②MM(これは蛍光色の方です)

③MMユーティリティ

 

 大会の受け付けが6時から開始ということですので、そこに極力影響が出ないよう、それより前に「開店」したいと思っています。
 個数制限(←ビルダーの慢心かもしれません(^_^;)すみません。)の設定は心苦しいのですが、大変申し訳ございませんが、最初の1巡目は、上記①②③の全体を含めて「おひとり様2個まで」でお願いしたいと考えています。(1巡終了、となった以降はご自由にお選びいただけたらと思います。)


 閑古鳥が鳴いたら鳴いたで、リバロのヒロシ店長に引き取ってもらおうというリスク回避策も考えてあるので、お気楽な「開店」になります(笑)。

 上記、今日時点の考えのため、最終的に変更する可能性もあります。その場合は、またブログでお知らせいたします。

 


 昨年のMNJのような(販売はしないながらも、それなりに釣れるルアーという意味の)"隠し玉"は、今回は無いという訳ではありませんが、MNJよりは爆発力が劣る(?本当か?w)と思っているので、とりあえず内緒にしておきます(笑)。

さかさニョロのリップには

 昨年後半から人気が上昇し始めて、各ショップさんの今年の初売りでもオリカラとして様々なカラーが登場。最近ではXSというエクストラシンキングのタイプも出てさらに人気の「さかさニョロ」についてのお話です。

 このさかさニョロ、昨年のニョロ王決定戦でY手さんが使ったのを見て私もゆる~く使い始めました。
 オーバーヘッドリップとニョロの形状があいまって独特のアクションを醸し出し、これがとってもよく釣れます。


 ・・・・が、1点だけ大きな欠点があります。それが「リップが欠けやすい」という点です。
 かくいう私も、釣っているうちにリップの一部が折れてしまったものが1つ。たまたま気づいてまだ折れてはいないですがヒビが入っているものが1つ、と、自分の「狭い」体験でもこの状態。ツイッターでも折れてしまった画像を上げている人を見ましたし、同様のつぶやきも読みました。

 リップの薄さはスイミングアクションの切れの良さに直結しているのであの薄さが必要なのは分かりますし、リップだけ極薄のサーキットボードにするにはコストがかかり過ぎるのも想像できます。

 あれだけ釣れるルアーですから、リップが欠けて使えなくなるのは非常にもったいないですね。(器用な人でしたら修理して使うと思いますが、それはそれで面倒です)
 
 
 ということで、なんとか折れづらい状態にできないか、を色々と考えていました。
 昨日私が紹介したボンドを薄く塗る、というのも一つの手なのですが、人によってはちょっと抵抗感があるかと思います。
 で、今私がやっているのは、これを切ってリップに貼るという方法です。

 

 実際にどれくらい効果があるのか分からないのですが、これをやり始めてリップが折れたことは一度もありません。
 もし、このルアーのリップ折れが気になるかたがいらっしゃいましたら、試してみる価値はあるかと思います(^_^)・・・・これも自己責任でお願いします(笑)

 

2液混合エポキシ接着剤を使う際は

 私のルアー制作工程の中で使っている2液混合のエポキシ接着剤を紹介します。
 私が使っているのはコニシボンドの「クイック5」(=5分で硬化)と「クイック30」(=30分で硬化)です。
 このシリーズは、A剤とB剤を混ぜ合わせることで化学反応を起こして固まります。ジェル状態から固まった後でも前後で体積収縮が少なくて、自分が狙ったような接着・硬化状態を作りやすい「充填剤」だと思って使っています。

 このクイックシリーズですが、「2液を等量混ぜて・塗って・固めるだけでしょ?」と・・・・言葉で説明するの簡単なのですが、キレイにカチカチに硬化させるにはちょっとコツがあります。
 それが下記の4つです。(私の経験則なので、本当かどうかは保証できません。試す際は自己責任でお願いします:笑)

 

①B剤を気持ち多めに混ぜる。
②少しだけ固めたい場合でも多少多めにAとBを混ぜ合わせる。
③混ぜる時間は1分くらい。とにかくよく混ぜる。
④日陰で硬化させる(直射日光に当てないで置いておく)

 

 それぞれの理由は以下になります。

①B剤を気持ち多めに混ぜる。
 →「本剤であるAと硬化剤としてのBを『等量』混ぜてください」との説明なのですが、実際に自分で混ぜる際に、「等量」を混ぜ合わせるのは至難の業です。いちいちハカリで重さを計ってそれぞれの等量を絞り出すなんてことは面倒なのでやっていられません。AとBを混ぜる際に、Aが多いとカチカチに固まりません。逆にBの方が多いと本来の硬さで固まります。このため、AとBを目分量で絞り出す際はあえてB剤を「気持ち多め」に出してA剤と混ぜると上手くいくと思います。

 

②少しだけ固めたい場合でも多少多めにAとBを混ぜ合わせる。
 →極端に言うと、固める対象物が楊枝の先っぽくらいの分量で固められる場合でも、AとBをそれなりに少し多めに混ぜないとカチカチに固まりません。

 

③混ぜる時間は1分くらい。とにかくよく混ぜる。
 →混ぜる分量にもよりますが、とにかくよく混ぜましょう。10~20秒くらいの混ぜ方では不安です。本当にガッチリ固めたいのであれば、1分間くらいはよく混ぜた方がいいと思っています。

 

④日陰で硬化させる(直射日光に当てないで置いておく)
 →これは化学的に、この接着剤の特性なのかは分かりませんが、AとBを混ぜて、対象物に塗って接着した後は、直射日光の下で硬化させようとするとしっかり固まらないような気がしています。日陰で硬化させると失敗せずにがっちりと固まります。

 

 上記を意識・実行することで、安定してカチコチの硬化を得ることができるようになりました(^_^)

ちょっと気が早いですが

 今年のニョロ王決定戦は5月21日(日)だそうです。
 ルアービルダーとしての私の当面の目標は、最低でも60個のMMNJを作ること、です。
 これはコツコツ作っていけば何とか実現できそうな雰囲気です。


 MMNJは、恐らく、多分、妄想するに、AB赤城山さんでそれなりに釣れるはずです。
 今回の大会では、MMNJに限らず他にもダイブ&フロート(=マジックジャーク)の釣りができるルアーの登場が想定されますし、逆さニョロも昨年よりは使用率が上がるでしょうから、皆さんのキャッチ数は上がると予想します。
 しかしこれは参加の皆さん全体が実行可能な範囲だと思いますので、そこからさらに「頭一つ抜ける」状態にできるルアーができないかを思案しています(昨年のMNJと同じような位置付けのルアーです)。
 

 ということで、今試しているのが3種類あります。

 

 一つは、「逆さなんだけどプラスαの要素を持つニョロ」です。これ、今の試作段階で(先日、イワセンさん・中津川さんで使った時は)すっごく釣れる時と全く釣れない時の差が大きいということは分かりました。釣れる時の連発具合は・・・・まぁまぁですかねw。プラスαの要素・・・・はまだ内緒ですw

 

 二つ目は、前回のブログで書いた「横リップのニョロ」です。これ、朝霞ガーデンさんで使ってみましたが、あまたあるニョロを見てきた私でも「この動きは今までにないな」というシロモノ。5分くらいの使用で1つ釣れましたし、リトリーブのたびに魚がヒュンヒュン飛んできてルアーの周りをソワソワ泳ぐので、何だか期待できそうな雰囲気です。ただし作るのが非常に面倒なので、制作工程を標準化(=比較的簡単に再現性のある手順で形にする方法)できるのかが最大の課題です。

 

 三つ目が「ド表層(もしくは水面直下)を引けるニョロ」です。これまでのルアーだとMMサーフェースと同じコンセプトになりますが、プラスαの要素を持たせて、より釣れる状態を目指します。これは試作ができたばかりなので、今週末に釣り場さんで試してきます。大会が5月後半だとまだまだ夏の釣りになるかは微妙ですが、当日が晴れて風がない暑い状況になるとそれなりに釣れると期待しています。

 


 ・・・と、まぁ、本当にものになるのか分かりませんし、うまくできても皆さんに使ってもらえる状況まで持っていけるのかも「霧の中」ですw。
 ですが、色々考えながら、ちょいちょい工夫を具現化するのっていうのは、本当に楽しいですね♪

普通は「下」、最近は「上」が流行り。その次は???

 普通のニョロは、ボディーが「へ」の字をしていて、先端に付いているリップはボディーから斜め下方向に伸びています。
 これに対して、逆さニョロは、エビぞり型でリップはボディー先端から斜め上方向に突き出ていますよね。

 

 先日のブログにも書きましたが、この「リップが斜め上方向に伸びている」形状は、非常によく考えられていて、他のルアーでは出せないアクションを生み出します。
 逆さニョロのバリエーション自体まだ少なく、市場に出回っている数からみたら普通のニョロの普及にはまだまだ及びません。このためこのアクションに反応する魚は結構いますね~(ということで、逆さニョロはよく釣れます)♪

 

 上記のように、下方向、上方向が実現できているのを見ると、当然「じゃぁ、次は『横』ですよね」と考えます(って、普通はこんなこと考えないのかな?笑)。

 

 

 見た目の面白さでリップを横方向に突き出して付けたとしても、どうにもそれが釣れるアクションを生み出す「みいら的流体力学」が成立できずに、何だかできそうな雰囲気もありつつ悶々としてましたw。
 で、先日、とあることに気が付いて、その「勝算」の光が見えました(と、現時点で勝手に妄想しているだけなんですけど:笑)。

 とりあえず、昨日の日曜日に即席で形にしたので、近いうちにこのブログで紹介するかもしれません。(上手く動きそうな気もする一方、また失敗作を一つ積み重ねる可能性も大いにあり、泳がせるのが楽しみです♪)
 まぁ、ダメならダメで、また別のルアーを考えます(笑)。