「黒ヘッド」に関する仮説

以前のブログで「ヘッドを黒に塗ったMくらの効果」についてちょっとだけ触れましたが、その内容について今回は書いてみようと思います。


今回取り上げるのは、ブラウンボディーの黒ヘッドです。

まずはこの写真を見てみてください。

ルアーを真後ろから追尾する魚目線で見た構図です。


後ろからみた時にボディーが水平になっている時は、そのお尻の色しか見えません。しかしゆらゆらとボディーがロールする際に、お尻がずれることでヘッド部分がチラチラと視線に入っているのではないかと思います。管釣りの世界で定説のように言われていますが黒はシルエットが強く出る「強めのカラー」なので、このチラチラ効果がより強く発揮されるのではないかと考えています。
特にロール系のルアーであるMくらはこの明滅効果が効く場面が多々あるのではないかと感じています。


もちろん、この明滅効果が魚に効く場面と、かえって効かない場面(むしろ無い方が釣れる場面)があると思いますので、これ(黒ヘッド)が絶対かというとそうでもないと思います。ただ、今まで色々と長い系ルアーを使ってきてみて一つのアクセントとしては有効ではないかと感じています。。


・・・とすると、このチラチラ効果は、何も黒ヘッドでだけ現れるわけでなく、下の写真のような前後で色が分割しているカラーでも(真後ろから追尾する)魚にとっては同じなのかもしれませんね。


人間と違い目が横(側面)についている魚が、実際にはどのようにルアーを物体として・色として認識しているのかは定かではありませんが、今回はあくまで「人が考えた魚目線」で仮説を立ててみました。


明日はロデオフィッシュさんで開催されるトラキンのトライアル戦に参加してきます。こんな↓ルアーを投げまくってくる予定です^_^

何だか事前情報ですと「本当に釣れない!」とのことなので、大会が始まるとなおその傾向が強まるはず。
そんな時こそこやつらの出番・・・・。ひそかに自分自身期待している部分もあります。全くの妄想ですが、とあるタイプがキールアーになるのではないかという思いがありますので、それを特に多投したいと思っています。(反応があればいいなぁ〜)