私の釣りを支える名脇役たち 〜(1)

管釣りで"主役"と呼べる道具としては、ルアー(そのもの)、ロッド、リール、ライン、くらいでしょうか。どれも「欠けると釣りにならない」という点では皆さんも納得されることでしょう。
ただ、快適に釣りをする上ではこれ以外にたくさんの"脇役"(=周辺備品)が必要になりますね。そこで、何回かにわたって私が使っている"脇役"たちを紹介したいと思います。


1回目に取り上げるのは「これを持たないで釣りに行くと不安でたまらない」という状況になる「プラグ回収器」です。
Mくらもたまに切られることがありますが、ルアーの水の抵抗が大きいため魚がプイプイと首を振ってくれると外れて浮いてくることが多く、回収器が必須です。何回これに助けられたことやら。


ルアーをはじめ、自作することが大好きな私はこれも作ったものを使っています。
ただ、今までのものは重すぎて、管釣りのタックルで投げるにはかなり負担が大きく、先日の中津川さんでは、切れたルアーを回収するために回収器をキャストしたところ、回収器がラインブレイクして水面に漂うという"二重遭難"まで発生(笑)。トップウォータープラグで回収器を回収してから、再度その回収器で最初のルアーを回収する、なんてお笑いネタみたいなこともありました^_^;。


ということで、小さめなものを作り直すことに。


(1)家にあったバルサの切れ端を2枚用意し、オモリと、針金で作ったアイも一緒に挟み込み、弾丸状態に削ります。今回は一応セルロースで3回デッピングしました。(丸棒を適当に切り、それにヒートンをねじ込んでも、簡単に作れそうです)

(2)色を塗ります。100均で買ったスプレーがあったのでこれを使ったところ、凸凹に着色されちゃいました。まぁいいや。そして外周を均等に8箇所穴あけ。

(3)ルアーを引っ掛ける"羽"部分については、20lbくらいの釣り糸があれば使いたかったのですが、無かったのでこれを少々拝借しました。8本だけ切断。

(4)これらの材料で作ります。

(5)1つの穴に2本づつ糸状プラスチックを差します。それを1つおきの穴に入れていき、それぞれを接着材で固定します。するとこんな形になります。これで完成!超簡単ですね。

今まで使っていた蛍光ピンクのもの(=左)は釣り糸を利用したこんな形でした。

一見収納に困りそうですが、ガチャガチャのプラスチックケースに周りの"羽"を上手くたたんで入れるとちょうど収まりますので、これに入れてタックルボックスに忍ばせておきます。

次に使うのが楽しみだ〜。(って、ラインブレイクされないのに越したことはないんですけど^_^;。ほかの人が困っていたらこれが役に立つ場面もありそうですね。)