兵どもが夢の跡

実家に帰る用事があったため車を運転していたのですが、ふと「あの釣り場さんって、今はどうなっているんだろう」と思い、近くを通りかかったので、寄ってみました。


この写真を見て、ピンと来る人は、相当管釣り歴の長い人ですね。


そう、その釣り場とは「YGLスポーツフィッシング寄居」さんです。このエリアは2010年5月を最後にCLOSEしてしまいました。
この釣り場さん、私が中学生の時(かれこれ33年前)に、初めて訪れた管理釣り場でした。
今でこそ1.5lbのフロロラインに0.5gのスプーンなんて使ってますが、当時は1号のナイロンラインに3g程度のコータック・コンデックススプーンが主流の釣り方でした。
私が一番印象に残っているのは、ダイワのダンサーという5gのオレンジのスプーンで、1日釣りして8匹のニジマスが釣れたことです。この釣り場、基本キャッチ&リリースでした。今の管釣りでは1日に2回も3回も放流してくれるところもありますが、ここの放流はだいたい月に1回くらいだったんじゃないでしょうか。今とは随分と違う「世界」でした。
何回か通ったものの、しばらくはバス釣りにのめりこんだり、他の管釣りに行ったりで、それほどたくさんは行けてませんでしたが、今の釣り友nakaさんと知り合った頃はまた何度か楽しませてくれた釣り場さんでした。


5年前に完全CLOSEになった時の理由は確か、水辺に立っている大きな木が倒れそうなど、釣り場の安全確保が難しくなったため、と記憶しています。


今のように管釣りがたくさんある時代ではなく釣り場も限定されていた当時からの古参の釣り場さんでした。昔から管釣りをやっている人でしたら、ここを訪れたことのある人はそれなりにいたのではないかと思います。
本当に懐かしい思い出です。






以前建っていたロッジはすっかり撤去され更地になっていました。
色々な角度から木が池に倒れているのを見ると、閉鎖の理由も今では納得です。


ん〜、懐かしい。
今はすっかり「廃墟」と化してしまっていて、少々感傷的になってしまいました。