Mくら「45ボトムロール」の話

 Mくらシリーズの中に、ボトムをゆ~っくりとユラユラ揺らしながらリトリーブするコンセプトで釣る「69ボトムロール」があります。
 時折、ボトムで止めて水流で揺れている状態、すなわち「ほっとけ」で釣れてしまうこともあります(^^;)。ガンガン引いてくるパニクラDRのボトムノックで釣れる状況ではパニクラを引いた方が手っ取り早くていいのですが、その速さがアダになる場面もあり、やはりゆ~っくりと引ける(=管釣りの王道である、デッドスローなステディーリトリーブができる)と効くのでは、と考えて作りました。で、実際にこれで楽しめる場面が多々あります。

 

 ただ、「69」だとちょっと重くなってしまうんですよね・・・・。
 私のように太めのラインを使う人には何のストレスもありませんが、「もう少し軽くてもいいかな」と感じる部分もありました。・・・で、サイズダウンの「45」を作ってテストしてみました。
 すると、やはりこの「ボトムをゆ~っくりと引く」釣りは反応がかなりいいんです。「69」と全くそん色ありません。ということで、「45ボトムロール」もラインナップに加わりました(^^)

 

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 使い方は下記の通りです。基本的には・・・・
□キャストしたらボトムまで沈めます(スローシンキングなのでちょっと時間がかかります)
□着底した頃合いで、(できればロッドの穂先を水中に入れるくらいにして)ゆ~っくりとボトムをリップの先端でなめる、もしくは数センチメールだけ浮かせるイメージでゆ~っくりとリトリーブします。
□これで「ゴンッ!」と比較的大きなひったくるようなバイトがでます。
 

 注意点としては、何故か大きいのが掛かったり、魚自体は小さくてもひったくるような喰い方で強烈なアタリになることが多いので、ドラグは緩めに設定しておいた方がいい、という点です。
 実際にどのようなアクションなのか、ちょっとだけ動画を撮ってきました。
 片手にスマホ、片手にロッドを持っての撮影のため、きれいなステディーリトリーブに全然なっていませんが(^^;)、こんな感じです。
 着底姿勢は、リップの先端を支点にして立つようになっています。


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 もし、どこかで偶然出会うことがありましたら、お試しいただけると幸いです(^^)。