セニョールトルネードを真剣に引いてみた

初心者さんでも比較的簡単にマスが釣れる不思議なルアー(?)セニョールトルネード。朝霞ガーデンさんでも、周りが釣れていない中、このルアーには魚がバイトするというシーンを見かけます。
管釣りをそれなりにやってきた人にからは「邪道」なんて評価されてしまうこともあるようですが、この集魚力はスゴイの一言。管釣りを始めてみようとしている人達にとって、釣りのハードルを下げてくれる「ルアー業界のすそ野を広げるのに一役かっている"業界貢献ルアー"」だと思います。(釣りを始めても魚が釣れないんじゃぁ続きませんからねぇ。初心者のかたが、3gも4gもあるスプーンを引いても、早々魚が釣れる管釣りはありませんし・・・・)


で、です。私自身このセニョールを真剣に引いたことがありませんでした。一つも買ったことがないのに何故か2つ持っているので、いつかは真面目に使ってみたいと思っていたところ、宮城アングラーズヴィレッジさんでセニョールキング選手権なるイベントをやるということで、これは行かねばと思い、参加してきました。(参加賞で1つセニョールをいただいたので、計3本で勝負です)


大会参加者は20名強。予選はA組B組に分かれて釣っての総匹数の上位・・・何人でしたっけ(^_^;)ワスレテシマッタ〜。
中池の川側が会場で、私は一番滝寄りに入れました。
・・・で予選は計6匹。2位のかたが3匹でしたので、ぶっちぎりの予選突破(笑)。セニョール釣れますね(笑)。


予選中1つをアワせ切れしてしまったので、今回初めてセニョールを買いました(^_^)。流石に2本で決勝に臨むのはナメ過ぎてるかなと思い。


で、決勝ですが、私は3本で4位に。予選ではかなり釣れていたので失速気味でした。優勝は、予選では「釣れね〜」とぼやきつつも予選突破し、決勝ではぶっちぎりの匹数をたたきだしたジャッキーさん。初代セニョキンに!(おめでとうございます〜)
ジャッキーさん、しかも大会中に釣った魚をビクにキープしてお持ち帰り作業をしつつもダントツ・余裕の釣果でした。


今回1時間半ほど真剣にセニョールを引いてみた感想は以下の通りです。
−カラーローテくらいしか思いつかない中で、同じルアーを投げ続けることの大変さを痛感。(こだわり始めると、「スリムバージョンの方がいい」とか「人差し指ではなくて小指に巻きつけると喰いが違う」とか、奥が深そうな感じです。が、自分としてはその領域までは踏み込めないな、と ^_^;)
−ラインがヨレる・・・・(大会が終了し、ラインのヨレを修復させるのにちょっと苦労しました)


まぁ、「真剣に引いてみたい」という目的も達成できましたし、ついでに上位入賞もできちゃいましたので、満足な大会でした。
皆さん、お疲れ様でした〜。


あとは、いつもの「M」メインの釣りですね〜。ほどほどに釣れました。相変わらず宮城さんは「45」への反応がいいんですよね〜。


夕方、チーフ養田さんに、新作のチャターボーイを貸してもらいました。オーバーヘッドリップの面白いプラグです。
ラインを接続するアイが2段階あり、一方は沈む釣り用、もう一方は上を引く時用だそうです。リトリーブすると、すごく手元にブルブルきます。が、ボディーはちょっと揺れている程度。水の攪拌度合いとボディーの「動かなさ」が魚にとってはかなりのギャップになるのではとのこと。
今回10分程度引かせてもらった中ではキャッチはできませんでしたが、アタりは3回ありました。初心者さんにも飽きずに使ってもらえることも狙っているようですが、釣りこんでいる人の期待にも応えられるポテンシャルがあるとみました。東山湖さんで使ったらかなり楽しめそうな感じです。


今回は自宅には戻らずに栃木方面へ向かいました。明日は大芦川F&Cフィールドヴィレッジさんで開かれるタックルアイランドさんの大会に参加します。埼玉の自宅に戻って、また明日栃木に向かうと「V字」移動になり、移動時間もかかるし睡眠時間も減るしということで、現地で車中泊
帰りがけに宮城の山ちゃんにそのことを話すと・・・・
山ちゃん「若いですね〜」
私「自分でもよくそこまで釣りに情熱を注げるのか不思議だよ」
山ちゃん「人はそれを『釣り○カ』と言う(笑)」
私「山ちゃん、うまいねぇ」・・・と。改めて自分は釣り○カだな、と認識しました(笑)。


さてさて、明日はどうなることやら。(と、一応書いておきます)