空飛ぶ魚 〜渓流・管釣り、お楽しみ群馬釣行記

毎夏恒例の渓流&管釣りの小旅行に行ってきました。相棒はこれまた恒例のnakaさんです。


15日は地元の花火大会があり、実家でBBQをしならがこれを堪能。この日の23時にnakaさんが車で迎えに来てくれて、群馬に向けて出発!
途中コンビニで食料を調達して、現地の山奥には(16日)1:30頃に到着しました。今回の川は、過去何度か下流域・中流域は探索していた川で、残るは上流が手付かずだった流れです。
朝は4時過ぎに起床。どうやら他の車は来ていない様子でした。タックルセッティングして川へ。

水量は少なめでしたが、それなりの流れは保っていたので釣りになるのかなぁ、なんて感じながらキャスト開始。
リトリーブすると、そこかしこから魚がチェイスしてきます。結構魚は残っているようで、反応は上々・・・・・・、なんですが、激しくまとわり付いてくる感じではなく、バイトも甘め。キャストして一つの落ち込みから魚を引きずり出してくるも、距離が足らずに引き返されることがほとんどでした。
そんな中、たまにヒットまで持ち込めること数度。飽きない間隔で魚達が遊んでくれました。主に使っていたのは自作ミノー。途中大きな堰堤のポイントでは久しぶりにDダイレクトを使ってみたところ、ちびっ子が釣れました。
nakaさんはTroutTuneのSSで順調にヒットさせていました。私が打った後のポイントからも釣ってしまうなど、相変わらず上手いですなぁ。クライマックスは30のイワナ、お見事でした。
終盤の私の使っていたARスピナーに25cmくらいの綺麗なイワナがヒットしてくれました。





最後の堰堤で釣りをして、一気に山斜面を登り山道へ。そこから50分弱くらい歩いて車まで戻りました。久しぶりに運動らしい運動をした感じでした〜。
結局私は6つか7つのイワナを釣ることができました。この夏の時期の渇水の渓でこれだけ釣れれば上出来です。nakaさんは私以上に数・サイズともにあげてましたね。
これにてPART1は終了。第二部の管釣りに移動です。


場所はこれまた恒例の日本イワナセンター(通称イワセン)さん。半日券を購入し、最下流のルアー池に行ってみました。相変わらずの魚影、そしてクリアな水でした。


今回の管釣りの部のテーマは、Egeria58ULで釣りまくること。たくさん釣って、その感触を身体に染み付かせることがメインです。
ただ、先日の小菅さんほどではありませんでしたが、ココも「ガンガンくる」ような活性の高さではありませんでしたね〜。サスガのイワセンさんの魚もこの時期はきついんでしょうか。
Mくらをリトリーブすると、必ずと言っていいほど"バイト直前追尾体制"には入ってくれるのですが、最後の一噛みが甘い感じです。イワセンさんは異常に魚密度が高いので、他の魚にさえぎられてバイトまでいかない場面も多々あります。
それでも順調にヒットを重ねて、数はそれなりに釣れました。特に最奥から2番目の池では、これまでちょっと苦手意識があったのですが、それを払拭するくらい釣れました。



「Egeria+Mくら」の組み合わせなんですが、気が付いたらいつの間にか、「随分昔から使い続けている感じ」と錯覚するくらい自然に使えていました。Egeriaのパフォーマンスは相当高いですね(=少なくとも私にはスゴく合ってることが認識できました)。この値段でこの品質・・・、感心するばかりです。


今回の釣行で一番釣れたのはMくら(特に95ALFの蛍光ピンクがスゴかった)なのですが(全体のキャスト時間からすると一番長く投げてますから:笑)、それに続くのがパニクラでした。キャストしてロッドティップを水中に入れて「コッコッコッ・・・」とボトムノッキングさせてくると、ガツンッ!とひったくるように乗ってくる・・・・、こりゃたまりません。nakaさんもこれで連発してました。
一方で今回はマジックジャークの釣り方は不発でした。その代わりというわけではありませんが、ダートマジックへの反応はよかったです。これで何本か釣ったのですが、面白いですね。普通にボトムでリフト&フォールさせているだけなので、あっちにいったりこっちに飛んだりと、まさしくダートするルアーです。魚が興味を示すのも納得でした。
しかしイワセンさんの魚達はよく空を飛びます。ボトムで掛けたのにもかかわらず、一気に水面まで飛び出して空中でクネクネと首振り。何回かこれで外されてしまいました。
実質4時間ちょっとで50くらいでしょうかねぇ。関東でこの時期にこれだけ釣れるのはイワセンさん(と前回の小菅さん)くらいなんじゃないかと思います。
夏の"贅沢"釣行もこれにて終了〜。nakaさん、お疲れ様でした。


次に釣りにいくとしたら、また朝霞さんかな(笑)。