釣りに行くといつも感じているプチストレスがありました。
それは、腰からぶら下げているリリーサーについての下記2点の課題です。
①リリーサーの金属棒が地面についてしまうこと。
②場所移動で歩いている時に、ブランブランと揺れて、右手に持っているロッドスタンドにぶつかること。
私の場合、座ってリトリーブすることが結構多くて、膝を曲げている状態だと、ウエストバックにピンオンリールでつないでいるリリーサーの棒の部分が地面に接します。東山湖さんの護岸部分のように下がコンクリートのこともあれば、砂利が敷いてある釣り場さんも多く、そこに棒があたるのが気にってしまうのです。管釣りのラインはとっても細くて、それに直に接する金属棒にキズがついてしまうと、ラインブレイクの可能性が高まるのではなかろうか、と、なんとな~く不安に。
実際のところ、本当にラインに接する、金属棒の内側はキズがつきづらいでしょうから、あまり問題にはならないのかもしれないのですが、解消できるなら解消したいストレスとして長らく抱えていました。色々考えてはきていたのですが、妙案が浮かばなかったんですよね~。
ちなみに解消すべき論点は下記のようなものでした。
■座った状態でも、リリーサーの金属部分が地面につかないようにしたい。また移動する際でも大きく揺れないようにしたい。(これが最終ゴール)
・ただし、魚を釣った後で素早くリリーサーがつかめて、フックオフしたらなるべく早く手を放せるようにしたい。
・「地面に放置して、使いたい時だけ使って、また地面に置く」というのは、置き忘れるかもしれないので避けたい。
で、やっと今回「これならイケるかも」という案にたどり着きました。
それは、缶バッヂと磁石を使った仕組みです。ダイソーに行って磁石とジャバラコード、念のためピンオンリールを調達してきました。
まずは、リリーサーに磁石を一つ、エポキシ系接着剤で固定します。
次に、缶バッヂの裏側に磁石を2つ貼り付けます。
その缶バッヂをウエストバックに取り付けます。(今回は、先日某所でいただいたTapDancerのバッヂを使いました)
で、これで準備完了(笑)
リリーサーを缶バッヂに近づけてあげれば、ほどよい強さの磁力でくっついてくれて、上記の課題をクリアしてくます。いちいち目視で缶バッヂの位置を確認しなくても、だいたいの位置さえ把握していれば、簡単に吸いつけられます。
ちなみに、今回はジャバラひもの方を使ってみました。普段のエンジョイフィッシングでは上の写真のようにウエストバックに乗せるようにして使い、大会など、ひたすら釣るような時には下写真のようにブランとたらしておいても構いません。
ちなみに、私がピンオンリールを使う場合は、2個のリールを同時に使います。100均のリールだと巻取り力が弱いので、2個の力でいい感じになるという点と、仮に1本が切れてしまっても、もう1本があるのでリリーサーをなくす確率を減らせるという観点です。これお勧めです(1本切れた後、もう片方も切れるまで気が付かないと意味がありませんがw、まぁそんなことはないでしょう。)