少しのこだわりと大きな愛着

今まで愛用していた自作の管釣りグッズの一つを先日落としてしまいました。
管釣りするには必須アイテムなので、再度作り直すことにしました。材料は、先日元田養鱒場さんでもらった竹です。
まずこれを輪切りにします。

それを4等分します。

そしてこれらを並べて、接着剤でつなげていきます。

乾燥した後、両サイドのでっぱり部分を切り落とします。

ちなみに、これも使います。

そして完成したのがこれです。


これと同じ構造のモノで、別のモノもついでに製作してみました。
今まで使っていた渓流ネットは、木製フレームの細長いネットですが、開口部が細すぎて魚のすくい心地がが非常に悪いんです。安かったので買っちゃったものの・・・・。最近口の広いネットが欲しいなぁと思っていました。


そんな時、先日近くのダイソー(100円ショップ)で魚すくい網を発見。子供が小川で水遊びするときに使うあれです。
「これを、ああして、こうすれば、使いやすいネットができるんじゃないか」と気がつきました。そして今回の創作にいたります。


構造は上記のリリーサーとまったく同じ。すこし幅広に作って、それに魚すくい網の針金部分を挿入&接着して完成!

使った接着剤とコーティングに使ったセルロースを除けば、材料費は(網の)100円だけ。激安です〜。口も広いししかも軽い!これは使いやすそうです。
渓流のネットって、意外と落としやすいんですよね〜。100円のこれならもし紛失してもショックは最小限で済みます。ただし、値段の割には凝って作ったのでそれなりの愛着もあります。


リリーサーもネットも柄の部分を竹で作ってみましたが、機能だけならこんな手間を掛けずに、普通の木で作れば、もっと簡単にできるんです。ただ、ちょっとのこだわりを込めてあげるだけでそのモノに対する愛着も更に湧くというものです。これからも使い続けていけそうです。