コツコツとロッドスタンド製作

今まで使っていたロッドスタンド(&カゴ)は随分長く使ってきたともあり、そろそろ気分転換で替えてみようかなぁと思い立ちました。
私の場合、新調するならやっぱり自作。作れそうなものは作っちゃいましょう、ということで、コツコツと製作開始。
↓これが今まで使っていたシロモノです。昨今は市販のロッドスタンドもしくはプラノ用のアタッチメントを使っている人が多いですね。こんなの使っているのは立派なマイノリティー(笑)。昔は似たようなモノを使っている人も見ましたが・・・。

ということで、完成したのがこちら↓。


ホームセンターで買ってきた木の端材を切り、枠を作ってそれを組み合わせて作ってみました。
今回のコンセプトは以下の通りです。
・格安で作ること(ロッドスタンドに2万〜4万オーバーのお金がかけられない)
・自分の欲しい機能を盛り込んだ「かゆいところに手が届く」スタンドにすること
自作=自分の欲しい機能を盛り込める、ということで、スタンド内にクランクのボックスを縦置きで保持できるようにしました。上には昔使っていたフライボックスを配置。使ったルアーを仮置きするのにこういったトレーがあると便利です。


グリップは、昔使っていて破損したロッドから転用。グレードは低いですがコルクです。



スタンド内にクランクボックスと一軍スプーンを入れたワレットを入れてみました。



ロッドを保持するのは4本(ピンク色の筒)付けてみました。正面中央には先日妻の実家に行ったときにもらってきた竹を加工して装着。これはリリーサーを差しておくのに便利かと。


最終型はこのようになりましたが、最後まで「足周り」をどうするか悩みました。ロデオさんのスタンド(小さい脚立みたいなヤツです)のように足を4本つけるべきか、オオツカさんの竿立蔵のようにツメのような足を多数つけるのか・・・。ロッドを立てた時の安定感(強風でも倒れづらい形状)があることが大前提ですが、足をつけると製作コストが上がりそう・・・。
色々考えた末に、パイプを固定するU字金具を使ってみることにしました。見ため的には結構まともに見えますが、果たして安定度はいかに。平らな地面に置かないと、ですけど。


ロッドを差すパイプを何の素材で作るかもすごく悩みました。
一番お手軽なのは塩ビパイプ。買ってきて、切れば、スグにでも装着可能かもしれませんが、リールフットを固定する「くぼみ」のような形状を加工するのが面倒くさそうです。アルミのパイプも売っていましたが、高いし加工が難しそう・・・・。安くて自在に作れるものってないかなぁ、と東急ハンズを物色している時に、これを見つけました。
それは、厚紙でできた筒(クレラップの芯みたいなやつです)!2mで250円と格安、しかも紙なので切るのも容易です。これをお好みの長さに切り、「くぼみ」加工して、その後にニスで何回も塗り固めます。ニスを使うところがミソです。


ということで製作費です。
・枠用の木材端材:50円×2本
・ロッドを差す筒:250円
・U字金具:75円×2個
・グリップに使ったL字金具:100円
(ニス、釘、ネジ、接着剤、アクリル板、ペイントスプレーは自宅にあったものを使いました。)
・・・こりゃぁ安いな(笑)。

さて、年末年始の釣行で使ってみよっと。