MNJ、MMNJを作る意義

 Mくらニョロニョロジャーク(MNJ)を今年4月のニョロ王決定戦の時にお披露目した後、「MNJをMくらのラインナップとして出すのって、いかがなものか?」と悶々としていました。
 というのも、MNJは、いわゆるマジックジャーク(MJ)の釣りのためのルアーであるため、普通にプラスチックルアーが使える状況(=普段のお楽しみ釣行や、shopさん主催の大会など)だとしたら、あえてMNJを使う意味が見いだせていなかったからなんです。イーグルプレーヤー50slimGJ(以下、GJ)やザッガー50F1、スティルなどが優秀過ぎて普通に釣れてしまうことからこれらのプラスチックで十分に事足りてしまい、わざわざ高価なハンドメイドを皆さんに使っていただく必要性が(私自身で)腹落ちできなかったというのが正直なところでした。

 せっかくハンドメイドとして皆さんに使っていただくならば、プラスチックルアーには無い「キラリと光る何か」が必要だと思っていました。


 で、そんな中、先日とある釣り場さんでこの釣りが好きな人が集う会がありました。
 そこに参加させていただき、私はほぼMNJを投げ倒し、GJやらザッガーを操る周りの人と一緒に釣ったのですが、GJ、ザッガーで釣れない時間帯にMNJの改良版(仮称:MMNJ=マイクロMくらニョロニョロジャーク)が"エサ状態"になる場面がありました。
 この時は、表層から30cmくらいの間をテンポよくショートジャークするアクションが大正解で、小粒で浮力がある程度あるMMNJがこの条件にピタリとハマりました。同時に元祖MNJも使ってみましたが、GJやザッガーに負けず劣らず釣れるやんw、ということも分かりました。

 「あ~、これならハンドメイドで作っても、使っていただくかたにそれなりの価値を認めてもらえるかも」という思いが持てた場面でした(^_^)


 相変わらず制作時間はあまり取れませんが、まぁ、コツコツと作ってみることにします♪