MM、ちょっと思いつきで試作

 最近マイクロMくら(MM)ばかり作っているのですが、そんな中でちょっと思いついたことがあったので、それを形にしてみました。


 ボディーの型はこれまでのMMと全く同じで、リップ形状を極端に幅狭くしたタイプです。(=MM改、写真の手前の2個)

f:id:lyspeche:20200922153150j:plain

f:id:lyspeche:20200922153158j:plain



 きょう完成したので、いつもの川にスイミングチェックに行ってきたところ、想像以上に面白そうなことが分かりました。


 というのは、リップを細く・長くすることで、ロールの動きが強くなるのは周知の事実で、アクションそのものは思っていたような軌道を実現できていることが分かりました。一方で、元々スローシンキングのMMをこの細リップにしたことで、「リトリーブすると表層に浮いてくる」動きになっていました。
 通常のMM(写真の最奥)はスローシンキングでかつリトリーブすると下方向に入っていきます。しかしこのMM改は引くと浮いてくる、そう、ウッサのような軌道を取ります。アクションはもちろんロールです。
 ロッドポジションを少し上目に取れば、バジングも簡単にできました。
 もう少し早く気が付けば、夏の釣りで楽しめたかも(笑)


 早く実際に釣りで使ってみたいなぁ(^_^)