たまたまだと思いますが、最近2回「みいらさんはクランクタックルにどんなラインを使ってますか?」と聞かれる場面がありました。
きょうはその時の回答をブログに書いておきたいと思います。
きょうはその時の回答をブログに書いておきたいと思います。
特に私がクランクを引く時に愛用しているのが「海平」の0.8号です(下記URL参照)。
この海平、有名なSANLINEさんが作っている500m巻きの格安バルクラインです。ルアーのプロショップではまず売っていることはなく、リアル店舗だと、上州屋さんやキャスティングさんなど海釣りタックルが売っているお店のライン売り場にしかありません。しかも壁面につるしてあることは絶対になくて、床に近い平面置き場にゴロゴロと並べて売られています。
比較的太いラインナップしかなくて、もちろんトラウト専用ラインということでもありません。
0.8号のライン径は0.148mm。はっきり言って太いです(笑)。
比較的太いラインナップしかなくて、もちろんトラウト専用ラインということでもありません。
0.8号のライン径は0.148mm。はっきり言って太いです(笑)。
・・・で、どうしてこのラインがいいのか?という部分について解説します。
そもそも私がクランク、特にMくらを引く時に重視しているのが、「魚がフックを口に含んでいる時間を0.001秒でも長くのばすこと」です(^^)。
Mくらをはじめとするニョロ系クランクは、「超」がつくほどデッドスローで引くことが多いことから、追尾してきてハムッとバイトしてくれた時にでも(ブリブリと引いてきた時に比べて)引っ張り力が小さいためにフッキングがカウンターで決まりづらいと考えています(リトリーブだけではオートフッキングが決まりづらいのです)
このため私は、バイトを感知した際に巻き合わせを入れます。(『アワせない釣り』を提唱されているかたもいらっしゃいますが、私は巻き合わせしますw)
巻き合わせを入れるまでの間で、少しでも長くフックを口に含んでおいてもらいたいのですが、それを実現してくれるのがナイロンラインなのです。これは、ナイロンラインがある程度伸びるから、なのは皆さんお察しの通りです。
私の感覚ですと「魚がフックを口に含んでくれている時間」は、ナイロンを使っている時の方が、PEを使っている時の3~5倍くらい長い、と感じます(あくまで私の妄想ですw)。これは釣り人にとってものすごいアドバンテージです。
しかも、0.8号という太さが(私にとっては)絶妙にハマるんですよね~。
もっと細いとラインの伸びが大きすぎて、アタりの感知までの時間が長くなるのと、巻き合わせしてもその引っ張り力がフックの先に届くまでの時間が長くなりフッキング率が落ちます。逆に太いと、ラインの抵抗が大きくてキャストの飛距離が犠牲になります。
そういう意味で、この0.148mmのナイロンラインというのが非常に私のフィーリングに合うのです。
では、どうして海平なのか?です。
一つ目は、この海平、何と言っても安い!(笑)
500m巻きで1,000円以下で売っています。
二つ目として、本当に強い!(劣化しづらい)のです。
私が使っている感覚からすると、(よっぽどラインにキズがつかなければ)10回釣りに行ってもヘタれないんです。
と、私にとってはいいことづくめですので、これを愛用しています(^^)
・・・と、絶賛してしまっているのですが、私はSANLINEさんの回し者ではありません(笑)。 単なるいちユーザーです。
上記のようなこともあり、クランク全般に海平を使っています。(たまにはPEでボトムクランクを引くこともありますよw)・・・が、これは単なる私の感想です。
管釣りトラウトの釣りにおいて、どんなラインが快適に使えるか?その人に合うか?は、本当に釣り人それぞれ千差万別だと思います。上記はあくまで参考程度に受け止めてください。
PEやフロロでクランクを引いていてきた人がナイロンでクランクを引くと、正直、アタりが全く分からないと思います(^_^;)。ホントにラインを通した情報量が減るんですよね。
ただ、それでも頑張って使い続けてナイロンに慣れると、魚がルアーの後ろを追尾しているのが分かるようになります(私の勘違い・妄想かもw)。
ちなみに、スプーンやボトムルアーにはPEやエステルを使いますが、その際には下記の0.6号か0.8号をリーダーとして使っています。
店頭ではショックリーダーの専用ラインも販売されてますが、かなり割高な割りに強度が・・・というものも散見されますが、このベーシックFC(フロロ)は十分な強度を持ってます。しかも安いし(笑)。
あっ、これもSANLINEさんだ(笑)。