KAYAさんの準備も進んでいるようで、今月末からに来月アタマあたりに各ショップさんの店頭にKMくらがお目見えするのではないかと思いますが、今回関わらせていただいた私から見たKMくらの特徴や使い方についてお知らせさせていただきたいと思います。
(※以下、長々と書いていますが、お時間のないかたは「■」部分だけご一読お願いいたします。)
今回のKMくらの動きは・・・
■「ピッチの大きなゆったりとしたS字アクション」です。
この動きを出せるルアーは今 他にはありません。KMくらの長さと体積の大きさがあるからこそ出せるアクションなのです。・・・で、これが非常にエリアのマスくん達に効きます。
今回のKMくらは、ロッドティップを水面に合わせてリトリーブした場合に、水深50cmくらいの(色んなエリアさんで魚の多い水深、いわゆる)ボリュームゾーンを引けるようにセッティングしています。
引き方の最大の特徴は、下記になります。
■最初にグリグリっと強く巻いて、引きたいレンジまで潜らせるルアーでは「ありません」。
■最初からスローリトリーブで巻き始めて、じわじわと潜行させて50cmくらいを長く引きます。
よくあるディープクランクのように、着水後にグリグリ巻いて潜行させようとするとぐるんぐるんと回転してしまいます。KMくらでこの引き方はNGです。
キャスト後に・・・
■ラインスラッグをしっかり取ってください。
■そして、ボディーがぐるんと回転しないでゆっくりと潜行していく速度でリトリーブしてください
・・・と、まぁ、正直、よくある「投げて適当に巻くだけで釣れます」的なルアーではありません。最初はちょっと戸惑うかもしれませんね(^_^;)。
これはホント、デザイナー的には「申し訳ありません」というしかありません。ごめんなさい m(_ _)m
結論としては、上記のように引くのが一番釣れます。ユーザーの皆さんに引き方を「このように引いて下さい」とお願いしてしまう時点で、一般的なクランクと違うのはホント謝罪の境地なのですが、これをしっかり意識していただけると、今までプラスチッククランクでは体感したことがないくらい魚を引き寄せます。(もちろん、何が何でも・いつでもどこでも、という訳ではありませんが、市場に出回っているプラスチッククランクより確率高く引き寄せてくれると私は思っています)。
次に引く層についての話です。
管釣りで魚を釣る一番重要なことは、「魚がバイトしてくれる層を(適正な速度で)引く」ことだと思っています。
KMくらも、効率よく魚を釣るためにはこれに合わせる必要があります。
・・・ということで、
■①:表層下30cmより上がバイトゾーンの時はロッドティップを水面から(上げて)離してリトリーブしてください。
■②:50cmレンジでバイトが多い場合は、ロッドティップを水面に合わせたください。
■③:1mくらいの深さを引きたい場合は、ロッドを水中に突っ込んでリトリーブしてください。
・・・という使い分けになります。(程度の差こそあれ、他のクランクとやることは同じだと思います)
ちなみに、昨日の小菅さん釣行の際は②と③でアタりが集中的に出せました。
で、最後にカラーについてです。
今回KAYAさんが用意してくれた初期プロパーカラーは全8色。(下記ご参照)
https://ameblo.jp/marei2117/entry-12530131521.html
この中で、私がお願いした色が2つあります。お気づきのかたもいらっしゃるかと思いますが、それが「さかなん」と「からミド」です。
この2色、他のカラーと比較して、ホントすっごくレシピが簡単♪しかしその実力たるや、私がMくらで使ってきたカラーの中で・・・、とまぁ、お伝えしたいことは色々とあるのですが、ちょっと長くなるので、そのうちに書けたらいいなと思います(^^)
今後、もし偶然店頭やWebショップで目にとまりましたら、試しに一つ・・・、よろしくお願いいたします。(^^)
KMくらに興味をもっていただき、もし釣り場で私と遭遇しましたら、ぜひお声がけください。実際に試していただきながらお話させていただきます(^_^