正統派を「変化球」で封じる(^^;)

 マニアックスさん主催の「Minnow man」大会に参加してきました。会場は日本イワナセンターさん(イワセンさん)です。

 

 

 結果から書いてしまうと、なんと・・・・優勝できてしまいましたV(^_^;)

 


 では、大会の内容に・・・・という前に、この結果に至る伏線を先に書かせていただきます。

 

 この大会に出るにあたって、先日のGWに一度「お楽しみ」で、なかさんとイワセンさんで釣りをした際に、ミノーを使って釣りをしてみました。(私は、渓流ではミノーを投げ倒しますが、管釣りではほぼミノーは使わず・・・。たまにダブルクラッチくらいは使いますが、トゥイッチ・ジャークといったミノーの釣りはほとんどやりませんw)
 本来のミノーの釣りとしては、やはり積極的に動かしてリアクションで釣るのが王道。しかし、その日に釣った印象としては、「私のミノーイング技術ではホゲる可能性があるな(^_^;)」というものでした。正直この時点では、「やはりハイドラム頼りかな」という感じでした。(ヴァルケインさんのハイドラムは、今回ミノーの分類として使うことができるルアーの指定範囲です)

 

 で、さらにその後に行った小菅トラウトガーデンさんでの釣りで、とあるひらめきがありました。
 というのは、その日の小菅さんは、相変わらずMくらへの反応はピカイチ。しかも、超ド定番の「ブラウン+オレンジ」の配色のMくらは絶好調でした。
 と、まぁ、ここまでくればあとやることは一つ(笑)
 コレ↓を準備して本番に臨みました。(以降、"茶イドラム"と呼びます:笑)

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 と、本題に入る前に、今回の重要なポイントを下記に記載します。(前置きが長くてすみません^^;)


 今回の話の中で、以下の登場人物を定義します。
  ①正統派ミノーマン = トゥイッチ、ジャーク、シェイクなどの技術を使い、魚の食性や闘争本能を刺激して釣る人
  ②なんちゃってミノーマン = 今回の私(汗) 
  ちなみに、大会参加者は(多分)33名だったと思います。


 
 また、今回の大会では、釣れた魚のサイズによって下記のポイントを累積するルールになっていることもアタマの隅に置いておいてください。
  25~34cm : 1pt
  35~44cm : 3pt
  45~54cm : 6pt
  55~64cm : 10pt
  65cm以上  : 15pt

 


 さらに、今回の釣りの戦略については下記の3点が考えられる状況でした。
  (1)とにかくサイトフィッシングで大物をリアクションで仕留める釣り方・・・正統派の皆さんはコレです。
  (2)ハイドラムのようなニョロ系要素のミノーで数を釣りつつ、大型が混じるのを期待する釣り方
  (3)上記の複合・・・私以外にも数名いたようです。

 


 で、やっと本題に入ります。

 

 1回戦は8人から4人が抜けられるグループ戦でした。
 15分を2回(川側で15分、道路側で15分)釣ります。
 私の戦略としては、とにかく茶イドラムを投げて、最低でも1ptは早々にゲットし、あわよくば3pt以上の大物が釣れればラッキー、というもので臨んでいます。
 で、私は前半川側で茶イドラムで1pt、後半は2ptで、勝ち抜けました。
 実際にゼロのかたも数名いらっしゃいました。

 


 2回戦は12名から6名が勝ち抜けます。
 茶イドラムで9バイトは出せたのですが、いずれも、「アタっても乗らない」「フッキングしても抜ける」を繰り返して、結局ゼロ(汗)。
 私のグループではまず1人のかたが勝ち抜け。私も含めて6人中5名が抜けられるサドンデスに突入。この時点で「茶イドラム投げてれば大丈夫でしょ♪」くらいに考えていたのですが、その後もアタるけど掛からない状態の繰り返し(大汗:もちろん、途中クラッチの新品に3回くらい換えてますが、ダメ)。結局最後の釣れない2人になってしまいジャンケン勝負に(^_^;)。
 で、何とかココを勝ち抜けました。ふ~、危なかったぁ。

 


 準決勝は6名中3人抜け。
 で、今回は、茶イドラムと月虫で1、3、1ptを積み重ねて勝ち抜けできました(^^)。

 

 

 いよいよ6名で競う決勝戦です。会場は、昨日営業終了後に大き目の魚を放流して、きょうは全く手つかずの最上部・ゼロ号池第二エリア。20分1本勝負です。
 仲良しのMくらユーザーさんであるtanさんも残っています。
 で、私は道路側のインレット寄りに立ち位置を決めました。(ギャラリーの皆さんに一番見やすい場所でしたね^^;)


 直前の池の状態を聞き、まずはジェイド(ミノー)のボトムノックから入りましたが、これには全く反応せず。すぐに茶イドラムに切り替えて、これと「心中」する覚悟でキャスト。
 すると、これがかなり好調で、超大物は出ないものの、3ptと1ptを着実に積み重ねて行けました。デッドスローに引いている茶イドラムへの魚の反応が、ギャラリーの人に非常にウケてました。(すっごく寄せるし、バイトも丸見えなんですよね~(^^)
 全体的にそれほど数が出ていなかった状況でしたが、中盤を過ぎたあたりで別の人に超大物がヒット!無事にキャッチして計測の結果68cm(汗)。お~、これで一気に15ptではありませんか!この時点で私の優勝はあきらめました(^_^;)。


 ・・・が、まぁ、最後までしっかり釣ろうと頑張って、その後も小粒ポイントを加算できました。
 で、本戦は終了~。

 


 審判の駒さんから、私と先ほどの68cmのかたのサドンデスとの発表が(汗)。あら、まぁ、完全にお立ち台の真ん中はあきらめていましたが、コツコツ積み重ねたポイントで、あの超大物に何とか食らいついてました。地道に釣ったカイがありました。
 サドンデスは、基本1本早掛けですが、「40cm以上でね♪」という駒さんの"配慮"がついた縛りあり(^_^;)。


 1匹釣るだけでしたら私はかなり自信があったのですが、サイズまで指定されると、これはお相手のかたとのイーブン状態かと感じました。


 で、スタート!
 結局私が頼るのは今回も茶イドラム(^_^;)。で、3投目だったでしょうか、ていねいにリトリーブしてきた茶イドラムがとある魚の横を通り過ぎた瞬間にその魚がいきなり反転バイト!で、しっかとフッキングに成功。後は慎重に寄せてネットイン!サイズは43cmでした。
 あら、まぁ、望外の優勝が転がり込んだ瞬間でしたV(^^)



 とまぁ、正統派ミノーマンのかたからすると、ちょっと微妙な「なっちゃってミノーマン」が優勝してしまったことで、よくも悪くも次回以降のルールに一石を投じたのではないかと私は感じています(^_^;)。でもまぁ、今回は(もちろん)ルールの範囲でしっかりと釣りをした結果ですので何ら恥じるところはないと思っています。

 

 いや~、ホント楽しめちゃいました。

 


 今回、ミノーの大会というチャレンジングな企画を立てて、前日深夜の勤務越しで貫徹にて大会を開催していただいた、マニアックスの駒さん・ギシさん、そしてお手伝いいただいていたかた、本当にお世話になりました。tanさんには大会前の「雑談」にも付き合っていただきありがとうございました!


 参加されていた皆さん、そしてイワセンさんのスタッフさんも、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!

 

 

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 大会終了後は、相変わらずMくらで楽しい釣りができました。
 宮城でご一緒していた にゃかじ~さんは「トロピカル」やウルスリで連発してくれましたし、今回初めてご挨拶できたA達さんや、私の手持ちMで釣っていただいたジャックさんなど、またお友達の輪が広がりました。
 tanさんはハビーで連発してましたね~(^_^

 


 ホント、皆さん、お疲れさまでした。
 そして、からんでいただいた皆さん、ありがとうござました(^^)


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<M会関連のお知らせ>
 当日のプチ大会で使用できるルアーを追加します(^^)
  トレモロング
  ココニョロインジェクション
  モカロン